見つめ合うと素直におしゃべりできない。バーチャルリアリティ(VR)クオリティ

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Summer Lesson – VR Tech Demo – E3 2015 – YouTube

2015年夏、VRが熱い。

バーチャルリアリティ(VR)は何者だ?

どうやら、「現実世界の実質的で本質的な部分をユーザに提示する技術」というコンテキストがあり、日本語では仮想現実と呼ばれたりするようだ。

ざっくりいうと、CGと音で仮想の世界をつくりだすことであり、言うなれば映画「マトリックス」的な世界を感じることができるのだ。

まあ、ヘッドセットが必要でこんなことになるんだが、

Project_Morpheus_at_GDC_2014

数年前までは、いろんな意味で「ヤバイ」と言われて流されがちな話だったが、実はもう仮想世界はだれでも体験できるし、そのクオリティはすごく高い。

見つめ合うと素直におしゃべりできない

たとえば、いま話題のVR、SONY「Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)」のPS4ゲーム「サマーレッスン」はこんな感じ。

風景は日本だが、LAでの出展用に白人女性のキャラクターを登場させていて、ホームステイ中という設定らしい。

ただ、この動画だけでは、映像がキレイなこと以外は普通のゲームと変わりを感じることはできない。

VRを感じるには実際に体験するしかないのだが、その体験内容はゲームの枠組みを超えるようだ。

 CGキャラクターに「かわいい」なんて、使い古された形容詞だ。でもそれ以外に言葉が出ない。前回のデモの女子高生も、驚くほどリアルだった。だが、今回の金髪の彼女は、重みがあるというか、存在感があるというか、生々しいというか……。筆者がどのような行動を取ってしまったかを伝えるのがもっともわかりやすいかもしれない。

 彼女と目が合わせられなかった……。

『サマーレッスン』体験リポート。ロサンゼルスで恋に落ちた【E3 2015】

続きは読んでもらえばわかるが、つまり、これは「人間」そのものだ。

ときメモなどで感じた、バーチャルのそれとは決定的に異なる、本物の「人」と相対しているのだ。

本当にそこにいる感覚。そして恋しちゃう。それがバーチャルリアリティのクオリティ。

ちなみに、日本版。

デモだと女の子がすでにフレンドリーな状態で接してくるので、「なんだこいつ!」って逆に引いちゃいました(笑)。そこで逆に「あ、これはゲームなんだ」というのを思い出しましたね(笑)。

Project Morpheusで『サマーレッスン』が体験できる! 興奮、緊張……「ヤバい!」の声続出のユーザー体験会をリポート【動画あり】(1/2) – ファミ通.com

 

そしてVRを体験するとこうなる

VRヘッドセットOculus Rift(オキュラスリフト)の使用感

VRがみせる未来は?

VR創世記のバーチャル感満載の時代を経て、ついに区別のつかない現実レベルにまで到達したVR黎明期。

様々な企業がVRの開発に乗り出しているわけだが、人工知能の分野も革新を続ける中、僕が生きている間にマトリックス的世界を見ることはできるのだろうか?

大体なんでもできる

一度でいいから行ってみたい、やってみたいだってVRならできちゃう。

高齢の人、体の不自由な人、時間のない人もだれもかれも。

ゲーム、旅行、ショッピング、ライブコンテンツ。

趣味でも、デートでも何にでも使えそう。

まあ、コンテンツは色々あるが、当分ゲームコンテンツ以外はビジネスにはならないだろう。

今、フィーチャーされているVR動画をみても、強いのは、恋愛と戦争もの、そしてアダルトコンテンツか。

まさにこの世は、SEXとバイオレンス。

ブレイクスルーはここから生まれる。

恋人はVR

そして、一度でいいから巡り会いたい、運命を感じるVRなガールフレンド。

とりあえず、お先に美少女に会いたい人は、Let’s サマーレッスン(発売日未定)。

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